抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平均値μ
1,μ
2とP×P共分散マトリクスΣ
1,Σ
2とを有する2つのP変量正規母集団を考える。もしΣ
1=Σ
2=Σなら,両母集団の間の識別に対する全ての情報は,与えられたP変数の単一線形結合すなわちちμ
1,μ
2,Σによる任意の線形変換ができる最良線形識別法b.1.d.に含まれる。両母集団からサンプルが与えられれば,帰無仮説Σ
1=Σ
2に関して推計されたb.1.d.をサンプルに適用すればよい。本章でが,Σ
1とΣ
2の間の特別な種類の差に対して敏感であるように設計された2つの新検定統計量が提出され,幾何学的に説明される。原報Annals of Mathematical Statistics,35,190-99,(’64)