抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大田層は下部石炭系上部から上部ペルム系におよぶ一連の地向斜性たい積層で,下部層,中部,上部層に区分される。大田層上部層は厚い砂岩層からなり,中~上部ペルム系に対比される。これらは中性~酸性火山岩類からなる後背地から物質が供給され,ペルム系部の地質学的性格を最もよく反映している。後背地はたい積盆地に近傍した火山帯的性格の地背斜と推定され,中部ペルム紀から上部ペルム紀にかけて火山岩類の組成が全体としてかなり変わったものと推測される。大田層のうち,石炭系の部分を先フリッシュたい積層として,またペルム系(とくに中部~上部ペルム系)砕せつ岩層をフリッシュたい積層として位置づけることができる;写図5表4参34