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J-GLOBAL ID:201602013382054450   整理番号:64A0263808

飢餓時のネズミ肝細胞分画の酢酸-1-14Cおよびメバロン酸-2-14Cよりのコレステロールの生合成に及ぼす作用

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巻: 13  号:ページ: 221-224  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0494A  ISSN: 0033-8303  CODEN: RAISAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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ウィスター系シロネズミを24時間,および48時間飢餓時の肝切片および正常肝切片に正常肝および48時間飢餓肝の細胞分画のミトコンドリア分画,ミクロゾーム分画,可溶性分画を加え酢酸-14C,メバロン酸-14Cからコレステロールへのとりこみをみた.24,48時間飢餓肝では酢酸よりのとりこみは著しく低下したがメバロン酸からのとりこみは24時間で変化なく48時間で低下.正常肝切片に正常および飢餓ミトコンドリア添加で酢酸からのとりこみは低下したがメバロン酸からのは正常では変化なく飢餓でわずか低下.ミクロゾーム添加の場合には変化なし.可溶性分画添加の場合には飢餓可溶性分画添加時のみ酢酸からのとりこみが著しく低下したがメバロン酸からは変化なし.以上のことから正常,飢餓ミトコンドリアおよび飢餓可溶性分画にはコレステロールの生合成を抑制する物質があり酢酸からメバロン酸にいたる段階に作用して生合成を低下さす.
引用文献 (25件):
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