抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Al,Fe,Na,Crの硝酸塩それぞれ0.1,0.3,0.5,0.01モル,りん酸0.01M,硫酸0.75M,硝酸5.03Mの模擬廃液(表題廃液にpurex法処理を想定)を幾段かに希釈し,これらとポルトランドセメントとを混合し,workability,増容比,圧縮強度などの点について検討.廃液をCa(OH)
2で中和したほうがNaOHで中和したものからつくったモルタルよりも強い圧縮強度を示す.廃液・セメント比(a)と14日(b),28日(c)強度との関係をみると,Ca(OH)
2中和廃液の場合,必要強度に対してaを大きくとることが可能であり,無希釈廃液についてはaが80%でcは680kg/cm
2,120%で340kg/cm
2と高い強度が得られた.NaOH中和廃液についてはaが50%のcは最大420kg/cm
2であった.海中投棄を考える場合,海水による溶食作用に対する検討がなお残されている:参4