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J-GLOBAL ID:201602013410767939   整理番号:65A0238540

正常および被照射マウス群の令に伴う放射線抵抗性の変動

Radiation resistance with age in normal and irradi ated populations of mice.
著者 (1件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 435-459  発行年: 1965年 
JST資料番号: D0044B  CODEN: JPLSA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR) 
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実験動物の集団では,令が進むにつれてその放射線抵抗性が低くなることが知られているが,そのことが純正に老化現象の本質と関連しているか,あるいは集団内の疾病率上昇の単なる反映であるかは明らかでない.本論文はこの抵抗性低下の機構解析の目的で実険を行なった報告である.令90日の雌マウスに100~300rのX線照射をしたところ,平均余命の減少はこの範囲の線量の1次関数であり,そのこう配は45日/100r であった.この効果をもたらす感値線量は見出せなかった.各群から約100個体を検死した結果,照射によってしゅようの発生率は増大していなかったが,被照射群の方が,その症候をより早期に表す傾向があるようだった.次に,LD50(30)および100r/day照射下の平均生残率をめやすとして,令および放射線前照射に対する放射線感受性を調べた.放射線抵抗性は長い無変化の時期の後,老令期に急激に低下した.前照射を受けた動物はほとんどの令を通じて対照群より抵抗性が弱く,また抵抗性の急激に下降する時期の始まりも早かった.従ってこの指標による隕り,被照射マウスは早熟または早老的になるといえる.体重の変化を指標とした場合にも同様のことが言えた;図8表7参26(石川 統)
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