抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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りん酸グリコールアルデヒドとそのエステルからの正りん酸塩の除去はフェニルヒドラジンの量を8当量に増加すると,室温,pH=5で3~5時間で89%であった。また1.1-ジメチルヒドラジンの存在のもとでは,フエニルヒドラジンの場合よりさらに高い収率でりん酸塩を除去できることがわかった。すなわちこの試薬の1当量をもってpH=4.0,6時間で93%の収率で,りん酸塩を除去した。ただこれ以下のpHでは沈殿が生じるが,この反応は非常に温和な条件のもとで完全に行なわれることを示した。また過よう素酸塩-ジメチルヒドラジンの連続反応は種々のレシチン,セハリン,カルデオチピンの減成に効果があることがわかった。この反応はヒドラゾンの初期形成とそれにつづく分野によると考えられる。さらにこの反応で
18Oで濃縮した水を使用した場合には形成された正りん酸塩は同位体的にノーマルであり,アルキル-酸素分裂が中ずることを示した;表1参19