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J-GLOBAL ID:201602013506004081   整理番号:64A0266580

ボイラ水中の数種の微量溶解成分の分析

著者 (1件):
資料名:
巻: 65  ページ: 54-59  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0127A  ISSN: 0454-1545  CODEN: KOYOA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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試料の採取方法と採取後の試験に至るまでの諸注意および微量成分の分析方法についての検討結果ならびに文献の紹介.(1)銅イオン:JISで採用されているネオカプロイン法,1.5~ジフェニルカルボヒドラジット法について検討.(2)鉄イオン:バソカプロイン法,バソフェナントロリン法,2・4・6-トリピリジン-S-トリアジンによる方法等の比色法の外にAl-pentachrom Blue Black Rのけい光消失を利用する方法,1・10-フェナントロリンで発色させ,ナトリウムジオクチルスルホサクシネートを利用して抽出濃縮する方法を示した.(3)シリカ:給水処理作業の場合は全シリカ存在量が必要であるから試料中のシリカの状態によっては前処理操作を適当に加えなければならない.精度低下を防ぐために高分子アミンによるモリブデン青の抽出比色も有効である.(4)ヒドラジン,アンモニウムイオン:試料採取に際してヒドラジンの分解を防止するようにしなければならない.p-ジメチルアミノベンズアルデヒドによる方法などがあるが.あまり好ましくない.NH4+イオンの分析法についてはネスラー試薬法は10~20ppb程度の分析には感度不定であるが,もっとも適した方法である.(5)溶存酸素:ppbオーダーの溶存酸素の定量には電流適定や電位差滴定法が好ましい.
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