抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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片状および球状黒鉛鋳鉄でのけい素偏析状態を検出するために研究された温かせいソーダ液中電解腐食の方法が,非合金鋼および合金鋼にも利用されうることを示した。けい素が融液の部分に濃化して,初晶テントライトの間げきにおいてけい素含有量が高いことを普通鋳鋼GS-52,GS-60,その他Cr,Mo,Mnなどを含む鋳鋼の場合について確かめた。過熱は粒内と粒界でのけい素偏析を助長しこれが粒界に非常に粗大なオーステナイト結晶粒を形成せしめ,そのための衝撃値が大きく低下する専実を42CrV 6 鋼の場合を例にあげて指摘した;写16参2