文献
J-GLOBAL ID:201602013576609371   整理番号:65A0266930

酸化セルロースの研究(II)クロム酸第三ブチルによるセルロースの酸化

著者 (1件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 380-385  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0278A  ISSN: 0037-9875  CODEN: SENGA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
クロム酸第三ブチルによるセルロースの酸化反応は,反応温度の上昇と共に反応速度や酸化剤の消費量は大きくなり,一定時間後には生成物の酸化基の生成も酸化剤の消費も定常化する.この酸化は不均一反応でセルロースの非晶領域の酸化崩解が大きく,結晶領域のそれは少ない.中性メジウム中の酸化では第6炭素の第1アルコール基がアルデヒド基に,さらに進むとカルボキシル基へ酸化するのが主であるが,非晶領域のような分子鎖が自由に存在する場合には第2,第3炭素の第2アルコール基のケトン基への酸化が盛んに起きると推定きれる.酸と酸無水物の存在する酸性メジウムでは酸化が起る.
引用文献 (9件):
  • 1) R. V. Oppenauer, H. Oberaush; Anales asoc. quim argentina 37, 246 (1949) Chem. Abstract 44, 3871 (1950)
  • 2) F. Bohlmann; Arzneimittel-Forsch. 4, 28 (1954)
  • 3) C. B Roth: U. S. P. 2, 758, 111 (1956)
  • 4) 祖父江寛,福原節雄;工化誌, 62, 481 (1959), 63, 520 (1960)
  • 4) 日本化学会編;実験化学講座, 17, 138 (1957),丸善
もっと見る

前のページに戻る