抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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炭素含有量の異る2種のステンレス鋳鋼316と316Lの高温(800°Cまで)引張試験およびクリープ(650°C,104時間)試験を行なった.これらの機械的特性と組織変化の観察から次の結論を得た.高温強さは316材の方が316Lよりやや高い.これはCによる固溶体硬化,析出炭化物およびσ相の均一度析出分布によるものと思われる.試験中組織は,初晶δ相がγ+σ+炭化物に分解し,次に一次晶の粒界,最後に地相からの炭化物とσ相の析出がおこる.