抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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炭素繊維の機械的性質に関しては多くの研究がなされているが,実験のデータにはかなりのバラツキが見られる。本文では多くの試験片を使い,統計的解析により,試験片の直径およびひずみ速度が抗張力,ヤング率に及ぼす影響を調べた。その結果,抗張力,ヤング率共試験片の直径が増すと減少するが,ひずみ速度は影響を与えないことがわかった。この原因について顕微鏡観察などにより考察したが,それによると繊維の表面に外皮があり,これが大きな影響を及ぼしている。また各直径の繊維を作る過程の相違も影響を与えるが,表面のクラックの数だけで機械的性質は決らず上述の内部構造による;写図5表4参11