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J-GLOBAL ID:201602013681137639   整理番号:65A0261470

銅合金の着色

著者 (4件):
資料名:
巻: 16  ページ: 97-104  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0513A  ISSN: 0387-1339  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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着色に及ぼす着色液,液の濃度,処理時問についてその影響を調べ更に地方産業の銅器製品について比較検討を行なった.試料としては純銅の他にすず含有量それぞれ5,10,15,20%の5種類を0.5×15×20mm角の板状鋳物に作製した.これらを表面研摩仕上げし脱脂を行なった後各試科毎に500ccのビーカー中に±2~39°Cの温度差範囲で電気恒温槽にて保温した.この実験によって得られた結果は大要次のようなことになる.(1)浸漬時間が長くなると色旧番号は一般に増す(口本色彩研究所の新色名帳の番号)(2)浸漬後放置時間が長くなると浸漬によってできた色が番号で12(緑)-16(青)の色に近づく.(3)高温で短時間作用させれば低温で長時間作用したと同様の効果を得るが後者の方が着色効果は良い.(4)着色は金属の酸化物または硫化物被膜の色が主体であるが硫化物は大気中でいおうを分解し易いので酸化物被膜が好ましい.(5)溶液中に生成する帯色化合物が固着性の層として金属表面に沈殿した場合の色は指で触れるだけではく離する.(6)純銅に近いほど着色は容易で色も濃くなる.すず含有量が0がら5%に変る時放置後色の変化が最も著しい.それ以上すずか増すと減少の傾向がある.(7)発色作用を起すのは硫酸銅,次亜硫酸ソーダが主で,(8)成分中Sn,Znの他は余り影響かない.
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