抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非プロトン溶媒中における副標題化合物の共役ジエンへの塩基性触媒異性化反応を検討.1,4-シクロヘキサジエン(1,4-CHD)の異性化においてはt-BuOK-DMF系か最も良く,異性化速度の違いは溶媒の誘電率の差異ばかりでなく,触媒の溶解度も主要な因子である.この系での1,4-CHD.←→.1,3-CHDの平衡に対してはΔH=1.01kcal/mol,4,一方,t-BuOK-DMSO系では1,4-CHDの1,3-CHDへの異性化に続いてベンゼンとシクロヘキセン(等量)への不均化が起る.1-メチル-1,4-CHDの異性化生成物はIR,NMRにより1-メチル-1,3-CHD,2-メチル-1,3-CHD,3-メチリデンシクロヘキセンと確認.1,5-シクロナクタジエンの異性化においてはDMF中とDMSO中では異性化速度に大きな差がある.異性化速度の差異に対するジエンの構造の影響としては環のひずみが大きな因子であると結論:参14