抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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重イオン誘起核反応の結果,多くの場合,全く多種のZ,Aをもち,放射性特性が類似している生成物を得る。この場合崩壊の性質から反応生成物を弁別することは困難である。そこで生成物を角分布から弁別する可能性を調べるため,原子核が放出される側にコリメータ(直径2.2mmの開ロをもち,厚さそれぞれ1,3,5,7mmの4種)を置き,良く知られた放射性同位体に関して実験した。複合核形成を通して生成される核の放出に対するコリメーションの影響についての研究には191Au(22Ne,5-6n)294・213Ac(金=1.1mg/at,22Ne=11GMeV)を選んだ。入射イオンからターゲットへ数個の核子移行を伴なって形成された反跳核のふるまいは21ZMP。について調べた。窪放射性212「ap。は鉛ターゲット(1,2mg/ur)をz2Ne(120MeV)イオンピームで照射して得た。反応生成物Ac,Poの弁別はa粒子エネルギーと半減期により行なった。さらに23eu(160,6n)24SFmについての実験をした。その結果,弁別と励起関数の研究には二つの異なるコリメータに対する放出を測定すれば十分であることがわかつた;写図2表1参7