文献

J-GLOBAL ID：201602013763938206   整理番号：72A0288112

極低温における18-8ステンレス鋼の引張性質

著者 (3件)： 福島英二 (東京芝浦電気・総合研) ,  後藤昭 (東京芝浦電気・総合研) ,  伏見光造 (電気技術総合研)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 36  号： 3  ページ： 195-199  発行年： 1972年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 極低温引張試験装置で室温から-271°Cの範囲で18-8ステンレス鋼の引張試験を行なった。その結果は次の通りである。(1)引張強さ,降伏応力,比例限度は温度の降下に伴ない増大するが引張強さは-196°Cにおいてゆるやかになる。(2)-221°C以下では荷重,伸び線図にserrationがおこる。-269°C~-271°Cで最も顕著になる。(3)室温での真応力-真ひずみ曲線は面心立方金属の形状を示すが,-100°C以下においては降伏点があらわれる。(4)変形初期のマルテンサイト生成と関係ある降伏点前変形が低温でみられる;写図9表2参21

シソーラス用語： ステンレス鋼 ,  マルテンサイト ,  引張強さ ,  引張試験 ,  強さ ,  極低温 ,  降伏 ,  変形
準シソーラス用語： 応力-ひずみ曲線 ,  降伏応力 ,  降伏点

タイトルに関連する用語 (4件)： 極低温 ,  ステンレス鋼 ,  引張 ,  性質