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J-GLOBAL ID:201602013780561841   整理番号:71A0371883

ラウリル硫酸ナトリウム溶液におけるカリウムイオンの挙動

著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 563-568  発行年: 1971年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 0513-398X  CODEN: YKGKAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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一定濃度のKCl溶液にラウリル硫酸ナトリウム(NaLS)溶液を添加する場合に,NaLSの低濃度ではKClの沈殿を生じ,NaLSの濃度を増加してゆくにつれてKClの沈殿量は増加して遂に極大点に達し,それ以後はKClの沈殿量は減少して遂に消失する.この現象は生物学では重要なものと思われるので,著者らはこの現象について考察しその機構を検討し,次の結論を得た.KCl-NaLS混合溶液においてNaLSの低濃度ではKClの沈殿を形成するが,NaLSの濃度が高くなり溶液中のLS-1がcmcに達するとKLSが解離してLS-1はミセルの形成に関与し,K+はNa+に比較して水和度が低いので,ミセル表面にNa+と交換吸着されるものと考えられる:参15
引用文献 (15件):
  • 1) 目黒, 近藤, 油化学, 9,346 (1960);目黒ら, 日化, 77, 1236 (1956);目黒, 近藤, 同誌, 80,818 (1959); S. Miyamoto, Bull. Chem. Soc. Japan, 33,371 (1960)
  • 2) 目黒, 近藤, 日化, 80,821 (1959)
  • 3) R. Matuura et al., Bull. Chem. Soc. Japan, 35,552 (1962); E.K. Mysels, K.J. Mysels, J. Colloid. Science, 20,315 (1965);西, 今井, 笠井 “界面活性剤便覧”, p. 137,264 (1960), 産業図書
  • 4) R.D. Vold, H. Singh, J. Am, Oil Chemists' Soc., 39,424 (1962)
  • 5) H.B. Klevens, Chem. Rev., 47, 1, (1950)
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