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J-GLOBAL ID:201602013812598890   整理番号:64A0280673

白サケ缶詰の石油臭の発生原因とその機構(V)石油臭を有する白サケ消化管内容物よりジメチル-β-プロピオテチン分離

著者 (2件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 48-51  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0380A  ISSN: 0410-9716  CODEN: KJIHBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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石油臭主成分の前駆物質であるヂメチル-β-プロピオテチン(D.M.P.T.)の分布を,各種サケの消化管内容物についてしらべた北洋産白サケ,紅サケ,マスの中で6月20El(石油臭発生期)漁獲の白サケ消化管にはD.M.P.T,が0.77mg%,その前後月のものには少かった.ライネッケ塩重量法によると相対的にやや多かった.原料サケ消化管内容物中のD.M.P.T.量と罐詰の石油臭発生とは密接に関連.各種サケの消化管内容物を低倍率検鏡および比重の相違でしらべると白サケの石油臭発生期に特に多く翼足類がせっ取されており,この体成分が石油臭と関連すると推定.

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