抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
緩衝液中でのりん酸カルシウム塩の形成は,次の3段階からなる。1)無定形りん酸カルシウムの初期の沈殿,2)微小結晶への変化,3)急激な結晶の成長。初期の沈殿形成へおよぼす種々の因子を探索した。初期の固相形成反応の潜伏時間は溶液の粘度と誘電率に著しく影響をうける。ピロりん酸,ふっ化物イオン,Mg
2+,炭酸イオン,コラーゲン,ゼラチンなどは固相生成を促進するが,リゾチーム,カゼイン,ホスビチン等はCa
2+とPO
3-4の濃度積が低い場合にのみ促進作用をもつ,くえん酸,ポリグルタミン酸,ポリァクリル酸は阻害的に作用する;写図5表4参36