抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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橋本氏病について臨床,甲状せん内のよう素代謝,甲状せんしゅの電顕像を研究した。橋本氏病の15.5%に粘液水しゅ症状が認められ,その甲状せんしゅは甲状せんホルモン投与により過半数が縮小を示した。また
131Iを用いた甲状せん内のよう素化合物の分析成績によると,前例にサイコロキシンの生成障害が認められた。甲状せんろ胞上皮細胞の電顕像においても機能低下を示す所見が認められた。したがって,橋本氏病は甲状せんの機能低下を基盤とする疾患であって,甲状せんしゅの発現には下垂体派から分泌される甲状せん刺激ホルモンが関与していると考えられる;図13 表3