抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電子式自動平衡型記録mV計(フルスケールDC10mV),小型計量ポンプ,水浴付磁気攬拌器を組合せて,KIO
3溶液による澱粉溶液の電流滴定を自動化することを試みた.100cc中澱粉50mg(無水物として),KCl0.37g,1NHCl5cc,KI0.33gを含む液に,約0.25cc/minの流速でKIO
3溶液(5.62mg/100cc)を滴下し,双白金電極間に流れる電流を150mm/hrの速度で送られている記録紙上に自記させた.白金電極間の電圧値(10~186mV)と電流を電圧に変換するために電極回路に挿入した抵抗の値(500Ω~15KΩ)との組合せを種々変えて,4種類の天然澱粉試料について測定した結果,澱粉の種類によって2つの異なった型の滴定曲線が得られたが,上記回路素子の組合せを適当に選ぶことにより,かなり再現性のよい滴定値が得られることが判った.