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J-GLOBAL ID:201602014036501098   整理番号:65A0269608

はく離の力学(I)皮膜の伸長仕事を考慮したはく離式とその実験的検討

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巻: 22  号: 239  ページ: 152-159  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0023-2556  CODEN: KOKAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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通常の実験条件(はく離速度0.1~1cm/sec)で行なわれた従来の結果では,剛体面に接着した単位幅の皮膜が,はく離角θ,はく離荷重Pではく離のつりあいにあるとした場合の接着仕事W=P(1-cosθ)式はそのまま成立しなかったが,ポリ酢酸ビニルーガラス,ポリイソブチレン-ガラスに関し広い速度範囲(10-5~1cm/sec)で実験を行なった結果,理論の前提を満足するようなきわめて遅いはく離では,上式は実験的にも完全に成立することを認む.はく離速度が大となると,はく離荷重もケタ違いに増大する.そこでこの荷重の増大による皮膜の伸長仕事を考慮に入れ,皮膜の固有接着仕事Waに対して次式を導いた.〓ここでλは伸長率(=l/l0),t0は皮膜の厚さ,Eはそのヤング率.上式はE(またはλ)およびWaを実験的パラメーターとすると,速いはく離に対してもすべての実験値を再現するが,EまたはWaの速度依存性を説明し難い.
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