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J-GLOBAL ID:201602014077547671   整理番号:71A0379144

ハブ毒より単離した主要毒成分のトキソイドによるサルでの免疫原性

著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 413-418  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0552A  ISSN: 0021-5112  CODEN: JJMCA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ハブ毒(Trimeresurus flavoviridi)の主毒成分HR1およびHR2画分を,ホルマリンを用いて完全に解毒し,生成したトキソイドHR 1-TdおよびHR2-Tdを1:1の割合で混合したMixed-Tdを,サルに一定量ずつ(0.5ml,1.0ml,2.0ml)4週毎に3回皮下注射し,HR1およびHR2に対する抗体価の変化を観察した.その結果,HR1およびHR2に対する抗体価はそれぞれ0.5mg投与群で8u/mlと21u/ml,1.0mg投与群で10u/mlと24u/ml,2.0mg投与群で21u/mlと32u/mlであった,さらに第3回目の注射後17日目に2mg,5mg,10mgの粗ハブ毒をこの免疫したサルに注射し,対照群と比較したところ,対照群では10mg,5mgのハブ毒投与サルは全部死亡したが,免疫群では10mg投与群でその半数が死亡したのみで5mg投与群は全部生存,その局部的な症状も軽度であった:参20

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