抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中央天山のカレドニア造山帯に属する標記山脈には,後火成作用による各種の段階の浅熱水鉱床が発達し,赤鉄鉱を含んでいるので,古地磁気の研究には好都合である。赤鉄鉱は銅・ビスマス鉱床と共生することもあり.ほたる石多金属鉱床や金鉱床と共生することもある。赤鉄鉱の磁気ベクトルはユーラシア大陸の平均的なそれとは異なり異常を示す。この異常は早期の鉱床のほうに著しい。地磁気の異常からみると,この鉱床の生成時代は三畳紀と白亜紀の間で,磁気異常は火成活動の終了後発生し,浅熱水的な鉱床の生成過程で順次固定されていったものである;写図2表2参24