抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまでいくつかの系列の化合物について,四極子分裂(QS)と異性体シフト(IS)との相関は中心場共有結合性(CFC)によって説明されてきた。この機構をさらに確かめるため,FeI
2・4H
2Oの測定を行なった。90-300°Kで測定し,異性体シフトについては2次ドップラーシフトとゼロ点運動の補正をした。QS-ISデータをFeI
2およびFe(H
2,O)
62+の結果と比較すると,QS-IS相関は直線的となり,しかもFeI
2・4H
2OのデータはFeI
2とFe(H
2O)
62+との距離の約2/3の位置にあることがわかった。このことから,FeI
2・4H
2Oは,その最近接原子配置がFeCl
2・4H
2oと同型であって,Fel
6-n・nH
2O
n-4系列のn=4の場合に相当するといえる(大矢とし江);写図1参12