抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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供試菌はLactobacillus plantarum ATCC8014,ヒトだ液のペルオキシダービ(I)はIwamotoとMatsumura法,西洋ワサビのIはSigma Chemicalのものを用いた.I活性はKlebanoff法,Iの抗菌活性はMatsurnuraら法によった.ラットのだ液せん抽出液はいずれもI活性を示したが,Iのロダン化物酸化によって発現するL.plantarumに対する抗菌活性はがっ下せん,耳下せん抽出液のみに認められた.等電点泳動分離法で3種のだ液せんを分画することにより,がっ下せん,耳下せんには抗菌活性を有するIと有しないIが存在し,ぜっ下せんには抗菌作用を欠くIのみが存在することが明らかになった.またKS
14CNを酸化し
14CO
2を産生する作用は抗菌作用を有する画分にのみ認められた.このうちロダン化物の存在の下で抗菌性を示すIはロダンペルオキシダーゼと呼称しうると考えられる:参30