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J-GLOBAL ID:201602014201658622   整理番号:65A0247004

天然水中のけい酸(II) 河川の一定点におけるけい酸含有量の時間的変動(続)

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資料名:
号: 13  ページ: 29-34  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0746A  ISSN: 0368-5136  CODEN: KDRHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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前報にひきつづき鹿児島市甲突川の一定点で1963年1~12月の間毎月曜日9時に採水,河川水のけい酸含有量をしらべた.その頻度分布型は出水時のもの,平水時のものと分けるとおのおの正規分布型となる.総平均値55.47mg/L(以下単位略),最高値70.6,最低値37.6,標準偏差7.6,変動係数0.14である.採水前48時間の総降水量25mm以上の出水時の試料を除外した平水時の39試料の平均値は59.16,標準偏差4.55,変動係数は0.077で前報でえた0.078と同じ程度できわめて小さい.わずかな測定回数で平水時におけるけい酸含有量をかなりの信頼度で推定できる.すなわち1963年度の39試料の測定値の平均59,1±1.3mg/Lを一応母集団平均にもっとも近い値と考え,39個の測定値から4個の測定値をランダムサンプリングしていくつかの平均値を出してみたところ,危険率10%以内でそれらは母集団平均値に一致した.けい酸含有量の永年変化はほとんどみとめられず,季節変化は降水量の多い4月,6月に含有量が減少,降水量の少ない10~12月に増大する傾向をしめす.
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