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J-GLOBAL ID:201602014249785308   整理番号:70A0368908

慢性窒息時における血清トランスアミナーゼ活性値

著者 (2件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 627-632  発行年: 1970年 
JST資料番号: G0684A  ISSN: 0040-9022  CODEN: TJIZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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動物窒息箱は空気の出入のなく,ふたと本体との合わせ目をゴムで接着した透明樹脂製箱である.この中にウサギを人れ,密閉箱内の空気のみを呼吸せしめ,CO2蓄積とO2欠乏とが共存する一般の窒息状態から死に到るようにした.致死時間は2~2.5時間であった.窒息死後,血清総たんぱく,血清GOT,血清GPTのいずれにおいても有意の増加が認められた,慢性窒息時と急性窒息時を比較すると,そのGOT,GPTともに前名において増加が大で,特にGOTの増加は急性時の約5倍であった.窒息死前後差においてGOT,GPTにおいて有意の相関が認められた.慢性窒息時においては,臓器組織への窒息侵襲が大きく,これにより生体にヒポキシアに対する呼吸性,代謝性変動が加わり,呼吸性アチドーシスを生ぜしめ血晴GOT,血清GPTの著増をきたしたものと考察:参21
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