抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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貝殼物質の分泌をつかさどる外とう膜が,貝殼鉱物化にあたって結晶配列の制約因子となると考えられるので,これを明らかにするため,アコヤガイを使用し外とう膜小片をガラス片に挾んで他のアコヤガイの閉殼筋中に移植し,植皮内上皮細胞の行動と沈着物の配置や大きさとの関係を調査.晶出した鉱物の大きさや形は上皮細胞のそれらとは無関係で,母液の物理化学的条件および結晶の密度によって変動すると老えられる.一方結晶の配位はその下に形成された有機性基質の走向に一致しており,この基質の内,膜状のものの走向は外とう膜の力学的要素により決定せられると推察