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J-GLOBAL ID：201602014294941639   整理番号：73A0402840

紙の物理的性質と密度の関係におけるヘミセルロースの影響

著者 (2件)： 平林靖彦 (東京教大(農)) ,  田島俊雄 (東京教大(農))
資料名： 木材学会誌  (Journal of the Japan Wood Research Society)
巻： 19  号： 7  ページ： 335-341  発行年： 1973年 
JST資料番号： F0852A  ISSN： 0021-4795  CODEN： MKZGA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： アカマツチップから種々の方法で調製した11種の,ヘミセルロース含有量の異なるパルプを用いてシートを調製し,その強度と光学的測定を行なった.結果はつぎのとおりである.(1)パルプのヘミセルロース含量および濾水度と関係なく,裂断長,比破裂強さ,耐折回数の対数,ヤング係数のそれぞれとシート密度の間に比例関係が成立した.(2)同一ろ水度では,ヘミセルロース収着シートはアルカリ抽出パルプシートより密度,強度ともに低く,両者ともヘミセルロース含量が増減しても,密度の変化は少なかった.(3)ヘミセルロース収着シートおよび混合シートは,伸度および引張破断エネルギーと密度との関係で,アルカリ抽出シートと異なる回帰直線を与えた:参19

タイトルに関連する用語 (4件)： 紙 ,  物理的性質 ,  密度 ,  ヘミセルロース