抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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42Ca,
50Ti,
54Feの0
+1,2
+1,4
+1,6
+1準位間の転移強度を比較することによって,
42Caの2
+1→0
+1を除くすべてのB(E2)測定値が(1f
7/2)
±2殻模型記述で満足な説明がつくことが判明しており,例外の
42Caの2
+1→0
+1B(E2)は(1f
7/2)
2配位からの期待値の5倍になっており,
40Caの心に集団成分が混入していることを示唆している。
42Tiの2
+1→0
+1B(E2)を測定したところ,
42Caと同じくE2増強を示している。
42Tiの1.55MeV2
+状態の寿命は,
40Ca(
3He,n)反応を用い,ドプラーシフト減衰法で測定。γ線はシングルで,また中性子との同時計数で測定。測定結果は,f
e=1.1とf
n=1.0を仮定すればτ=0.53(+0,26,-0.21)ps,すなわちB(E2)=160e
2fm
4となり,(1f
7/2)
2配位からの計算値の3倍になる。
42TiのO
+1と2
+1状態における集団成分異常混入は
42Caの場合と類似している