抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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被子植物における光合成能の面から分類するのに必要な方法について検討した。供試材料は,Triticum,Zea,Atriplex属など27種であり,環境調節室で育成。光合成器官としての葉身の構造,CO
2補償点,
14C化合物について調査した。CO
2補償点は高い種が13,低い種が14あった。また維管束しょう細胞の有無も分類上の有力な手がかりとなった。次にマス・スペクトルによる
13Cの区別も行ない,種間で相異を認めた。一方,りん酸化合物および有機酸,アミノ酸中への
14Cとりこみ割合をみると,種間で著しい差を認めた。用いた方法は分類学的に有用といえよう