抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
1964年8月から1965年7月の1年間に,新潟阿賀野川流域で熊本県で発生した水保病と同じ症状を呈する26人の患者が出現,うち5人が死亡している.この地方で発生した有機水銀毒の原因を追求する目的で,新潟の水俣病患者の毛髪,および阿賀野川の魚(Homibarbus ba-rbusおよびTriblodon hakonesis)の中に含まれる有機水銀物質をガスクロマトグラフィーにより分析した.その結果,有機水銀毒の原因物質はメチル水銀であり,メチル水銀を含有した魚を食べることによって有機水銀毒症状が発生したものと結論:参5