抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水分放湿過程における木材の応力緩和つついて前報に述べた緩和理論式と比較し検討するため,本実験においてはブナ材の半径方向の曲げ応力の緩和について測定した。試験片は断面が2×0.2cmで長さは9.5cm,長さ方向は半径方向である。荷重は片持ばりの自由端に与えた。この結果,実測の緩和曲線は理論式に基づく計算値と大体一致することが見出された。このことから理論式は実験の範囲内でほぼ妥当なものと考えられ,また理論の基礎をなす結合水の脱着が応力下で流動をもたらすとの考えが,水分非平衡下の木材の可塑的挙動を理解する上に有用なことが明らかになった;写図4表2参5