抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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前報で述べたブラッシュ法によって採取したラット気管上皮細胞につき,オゾンの細胞呼吸機能への影響をNADPの還元,酸化両型存在比の変化として測定(酵素サイクリング法〉し,検討した。正常動物組織では本存在比は1より大であり,これは従来のラットの肝や脳組織に関する成績と一致した。一方,33ppmのオゾンを1時間吸入した動物の気管上皮組織は本存在比が対照正常動物の場合と大差なかつたが,生体外検体ではオゾンによるNADPHの破壊による低下が認められた。本法の有用性は測定方法の微量化に依るが,いずれにしろ気管,気管支系障害効果判定に有効である;写図1表2参4