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J-GLOBAL ID:201602014417034577   整理番号:60A0142084

水溶液におけるアンチモン(III)の放射線酸化

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資料名:
巻: 36  号:ページ: 558-561  発行年: 1960年 
JST資料番号: F0445A  ISSN: 0020-3084  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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酸素飽和下の水溶液系におけるSb(III)コバルト60からγ線による放射線酸化を研究した。この系ではSb(III)は完全にSb(IV)に酸化された。1N硫酸溶液中でのSb(III)の酸化のG値は約3.4であって,Sb(III)の濃度が7×10-4~1.5×10-3Mの範囲ではこのG値はSb(III)濃度にはほとんど無関係であった。Sb(III)の酸化のため測定されたG値と,文献で知られているH,OH,H2O2のためのG値とから,希硫峻溶液中のSb(III)の放射線酸化のメカニズムは次のごとくであろうと考えられる。Sb3++OH=Sb4++OH-,Sb3++HO2+H+=Sb4++H2O2,Sb4++Sb4+=Sb3++Sb5+,1N塩酸溶液におけるSb(III)の放射線酸化のG値は1.5,3N塩酸中では1.1で,これらの値はSb(III)濃度が1×10-3~3×10-3Mではほとんど変わらなかった。1N硫酸溶液において塩化カリの濃度を変えると,塩化カリの増大とともにSb(III)の酸化のG値は直線的に滅少した(原報)
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