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J-GLOBAL ID:201602014421885310   整理番号:70A0397057

食品の低温保存と栄養価 IV イカの凍結貯蔵中の変化

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資料名:
ページ: 83  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0622A  ISSN: 0368-5209  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN) 
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昭和43年11月捕獲後直ちに-28°Cに急速冷凍後-20°Cに貯蔵したスルメイカの品質変化をみるため,たんぱく質溶解度,遊離N,たんぱく質人工消化率,脂肪のTBA価を測定した.たんぱく質溶解度は貯蔵11か月後も減少しないが,遊離Nは1~2か月で急増するがその後はほんど変化せず,たんぱく質消化率は変らなかった.TBA価は4か月まではあまり変らないがそれ以後急激に増加した.以上,凍結貯蔵約1年のイカは,脂肪変化はあるがたんぱく質変性は少なく,比較的保存性に富むといえる.
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