抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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半浸透膜としての泥質たい積物の能力は,Sitter(1947)によって初めて研究され,以来,多くの研究がある。筆者は,カナダ,アルバータ州の下部白亜系のシルト岩とけつ岩のコアーについて,水の浸透流(Osmotic flow)の実験的研究を行ない,次のような結論を得た。浸透流の動きを封ずることで生ずる圧力は,塩分濃度の差に基づく理論的浸透圧よりもはるかに小さい。この不一致は,1)標本が微細なき裂をふくんでいたこと,2)岩石標本の孔げきのいくつかは,塩分の移動を封ずるには大きすぎて,帯電が微弱であったこと,の2点を仮定することにより説明される;図2参21