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J-GLOBAL ID:201602014435411981   整理番号:70A0380705

新期火山性成層土における水分移動 I 人工かん水下の浸潤と排水過程の水分移動

著者 (6件):
資料名:
号: 31  ページ: 1-9  発行年: 1970年 
JST資料番号: S0345A  ISSN: 0387-2335  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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北海道落部地区の火山性成層土放牧地で土壌水分移動を調べた.断面は3層でSL(0~16cm),S(16~50cm)CL(50~75cm),第1層は斜長石,輝石,火山ガラス,腐植よりなり.2層,3層は腐植を含まず,4層は含んだ.飽和透水係数は4.6×10-3,2×10-1,5.0×10-3cm/s水分飽和度はpF2で65,24,91%,間げき率は61,61,78%,乾燥密度は1.04.1,05,0.54であった.表土層の室内実験,ほ場実験で十分量かん水後含水率は40~50%で,最小容水量より大きい.砂層では100mmかん水で1日後20~25mm増大し,含水率は約20%で,その後最小容水量に近くなる.排水に要する時間は2日で終了せず,水は黒ぼく層への浸入と砂層下部の横流れで流出する.最大水量状態は表土層-砂層の排水(2日)後含水率が表土層50%-砂層16%で,一般の水分分布はこれより小さくなろう:参5
引用文献 (6件):
  • 1) 田淵俊雄: 浸潤とそれに続く浸透I, 農土研別冊1, p.13-19 (1960)
  • 2) 田淵俊雄: 浸潤とそれに続く浸透II, 農土研別冊2, p.27-36 (1961)
  • 3) 田淵俊雄: 三層の粒子層における降下浸潤, 浸透及び排水, 43年農土学会大会講演要旨, p.198-199 (1968)
  • 4) 田淵俊雄: 浸潤と浸透の関係について, 第13回土質工学シンポジウム-土と水-昭和43年度発表論文集, pp.1-4 (1968)
  • 5) ロージェ: 土壌と水, 東大出版会.(1963)
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