抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東アフリカの中新世前期の類人えん化石は,ヒトがサルから分岐して進化する時代を示すと考えられている。これら中新世のヒト・サルの関係をより明りょうにする目的で,ナイロビの先史・古生物学センターに保管されている化石標本全部を再検討した結果,これまで記載されていない2つの新標本を発見した。この2標本のうちのひとつは,西ケニアのSonghorで発見されたもので,Proconsul属の未同定種であり,従来,中新世前期に知られていなかったオランウータンの祖先と考えられる。他の標本はVictoria湖のRusinga島に産し,Limnopithecusよりもむしろエジプトの漸新世のAegyptopicuthes属の未同定種と推定される;写図2表2参10