抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
筆者が1930年ごろから現在まで行なってきた筋肉細胞中の結合水の問題を中心に,生体における水の構造と結合について物理学の立場から解説。純水および水溶液においてはその結合の程度を蒸気圧から推定できることを説き,たんぱく質溶液,および筋肉細胞中ではある割合の水が結合水となっていることを示した。さらに毛管内では水の構造が増加するという結果(Fedjakin)に基いて,筋肉細胞の毛管構造を推定。また,重水は通常の水より水素結合を多く含むが,重水中では生物の成育速度に差がみられるという報告を紹介,水構造の生体における重要性を示唆;写図10参28