抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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伝ぱん試験において,周波数掃引法を主とする多重波の測定と伝ぱんひずみによる準漏話雑音の同時測定を行なった。この結果,多重波パラメータの変動特性と伝ぱんひずみの大きさを明らかにした。2波干渉による各次数のひずみ成分の大きさを理論的に比較検討し,2次位相ひずみが支配的であることを示し,実験により確かめた。これらの結果をもとに,伝ぱんひずみ雑音の確率分布と多重波パラメータ分布の関係を導き,実測されたひずみ雑音分布と,多重波測定結果により推定した分布との比較を試みた。ダクトによる多重波ひずみについては,両分布はおおむね一致したが,減衰性フェージング発生時大地反射波による大きいひずみが発生した場合には推定分布が大きいひずみ値に対していちじるしく過小な評価を与えることがある。2700ch方式において,ダクトによる伝ぱんひずみは回線設計上問題にならぬ値であるが,おくれの大きい反射波が存在すると大きいひずみの原因となるゆえ伝ぱん路の選定に際しこの点を注意する必要がある;写図20参13