抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非水溶媒中の標題物質の挙動を知るために,蒸気圧浸透圧法を用いて溶液の蒸気圧降下を測定した.アセトン中の塩化リチウム,臭化リチウム,エチルメチルケトン中の臭化リチウムは溶液中で会合し,他の溶媒系ではいずれも解離していると考え,会合または解離平衡定数Kと〓の値を求めた.Kは溶媒の電媒定数にも,溶質分子の大きさにも無関係であったが,α
2の値は分子の大きさとともに減少した.α
2のもつ物理化学的意味から分子論的にこれらの現象について説明した.一方,溶液中で溶質分子は溶媒和しており,その溶媒和数は分子の大きさとともに増大した.α
2の値は溶媒和数hの増加とともに減少した:参6