抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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縦位相振動の安定域の大きさに対して,製作と調整の精度により生ずる無作意的な誤差の影響を解析的ならびに数値的に調べた。全加速器をドリフト管のない単一の加速構造と仮定し,数値的取扱においては任意の長さL
i=πcβ
xi/ω,(i=1,2,・・・)の分割による細胞構造で考えた。cβ
xiはi番目の分割部分の初めにおける基準粒子の速度である。解析的取扱においてはL
iは自由なパラメータである。統計的な摂動の場合は各部分における基準粒子位相φ,に対応する場の強さと電気的位相を平均値E
0およびψ,のまわりで標準偏差がそれぞれσ
E,σ〓の二つの切断したガウス形分布から決定する。分布はE
0±pE,ψ,±p
〓で両側を切断する。線型近似により周波数が無作意的に変化する調和振動の安定性の問題に導かれる。加速に使われるような位相平面の領域に対してはかなり大きな初期の誤差がある場合でも影響は見出されない。したがって縦位相振動の安定性に対しては平らさは影響しない(関整し);写図3表1参12