抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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脳波は中枢神経系に働く薬物の効果を調べるのに好適な指標である。そこでこの脳波に現われる変化をより正確に,また定量的に知るため,脳波を磁気テープに記録し,これをバンドフィルターにかけてその波形成分中のα,β,θ波を分離し,各々を周波数分析装置にかけてその分布グラフを書かせ,さらにこれらを多極解析装置CATにかけて,ヒストグラムを書かせた。この方法の一例としてピリチオキシンの脳波に対する作用を解析した。若い健康な被験者に経ロ投与し,上記解析を行うと投与後2時間目から統計学的に有意な変化(覚せい状態の上昇)がみられ,少なくとも6時間は持続した;参11