抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2枚貝の結晶性針状体(CS)の溶解とCristispira(C)の代謝との関係を研究する途上.C培養のためのNoguchi培地よりすぐれた培地とCS中の果糖(f)の存在を見出した.すなわち材料としてVenerupis philippinarumのCS中に生存するCを用い,0.05%のfを含む0.05%CaCl
2培地でこのを培養すると2日目に倍に増殖,3日目まではほぼ一定しそれ以後漸減,1週間で死滅する.0.05%のfを含む海水中でCを培養するとfは3日間で半減するがこれはCが代謝の為にfを消費したと推察.CS中にもfが乾燥重量で約2.8-3.5%含まれていた.またCには果糖に対する向化学性があることを見出し,海水中に自由に生存するCがたまたま貝の口から入りfを含有するCSに到達すると推論した.