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J-GLOBAL ID:201602014675676940   整理番号:65A0255366

家畜血清透析性カルシウムに関する臨床学的研究(VII)健康および肝障害時におけるCa2+経口投与の影響

著者 (2件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 79-96  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0905A  ISSN: 0021-5295  CODEN: NJUZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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健康なイエウサギおよびイヌにCa2+溶液10ml(75mgCa2+/100ml)/体重kgを経口投与したところ,血清透析性Ca(SIC)の血中増加は認められず一時的に見かけ上の低下を示した以後投与前の値に復した.7日間連続経口投与してもSICはほとんど変動しなかった.赤血球および血色素濃度はCa2+投与後僅か増加した骨随,甲状せん組織ぱやや機能こう進の像を示した。CCl40.01ml/kgを隔日3回皮下注射して肝障害のイエウサギに高Ca食(1.7%Ca+225mgCa2+),標準Ca食(1.7%Ca),低Ca食(0.7%Ca)および低栄養食(05%Ca)をCCl4注射時から4週間給与した高Ca給与群では赤血球,血色素濃度,血清鉄の増加と骨髄,甲状せんの機触こう進を認め,組織学的に肝障害は僅か軽減した低Ca食群では標準Ca食群に比し軽度に赤血球数,血色素濃度の減少を認め,肝障害はやや悪化した低栄養食群では3例中2例が死亡した.
引用文献 (29件):
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