抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バクテリオファージT4D感染中のEscherichia coliの抽出液を用いた相補実験において,アルギニンやその類縁物質はファージ尾部の集合を可逆的に阻害した。尾部集合の違った時期に欠損をもつアンバー突然変異株を用いて詳細を調べると,阻害は尾部のうちプレート部と中心部の形成の後,さや部分が集合する際,しかもその初期に起きると判明。阻害物質はいずれもカルボキシル基とグアニジル基を持ち,その阻害能は完全ファージの尾部の破壊能と関連がある。また,カルボキシペプチダーゼB処理は,尾部集合を不可逆的に阻害。これらの結果から,アルギニンなどによる阻害は,供与体側のC端アルギニンとの競争阻害と結論;写図7表4参19