抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Asp.nigerの1株のふすまコージ抽出液のマルトース(I)分解様式は糖化型のアミラーゼ(II)とトランスグルコシダーゼ(III)による.この抽出液を硫安分別,アクリノール沈殿法,連続ロ紙電気泳動によってII作用を示さないIIIを結晶として単離した.結晶IIIは電気泳動分析から単一タンパク質とみなされ,作用には助酵素その他の低分子物質を必要としない.I分解とグルコース転移の活性はいろいろの条件下で常に一致する.Iからグルコースのほかイソマルトース,イソマルトトリオースを生成するので,主に1・4-グルコシド結合の分解に際し,1・6-グルコシド結合への転移を触媒する.最適pHは3.5,pH2~7で30°C,24時間安定,15分加熱で60°Cまで失活しない.