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J-GLOBAL ID:201602014976087435   整理番号:65A0259240

突合せ溶接による残留応力

著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号: 135  ページ: 984-991  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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V型開先による突合せ溶接を施し裏溶接を行なったSS41の平板の溶接残留応力分布をX線および機械的方法で測定し,その値を対比させた.X線測定はGlocker法によりビード方向およびビードに垂直方向の残留応力を測定した.機械的方法はMathar法を用い測定点にドリルで孔をあけ,これによるひずみの変化をひずみ計を用いて測定して応力-ひずみ関係式から応力を計算した.その結果は裏溶接を施さない板について従来得られた結果とは異なり,表面においてはビード付近で圧縮,端面付近では引張りの応力分布を示した.裏面においては表面と逆な応力分布が得られた.機械的に測定した応力はX線による値よりも低目であった.低サイクルの繰返し引張り荷重を加え残留応力の変化を測定したがビード上ではほとんど変化がみられず,母材においては初期の繰返数ではかなり著しく,以後漸次減少した.
引用文献 (7件):
  • 1) 木原博, 増淵興一,“溶接変形と残留応力”, 溶接叢書第2巻 (1955) 日本溶接協会.
  • 増淵興一, 運輸技術研究所報告 8, 12 (1959);
  • 岡田実, 溶接工学 (1944) など.
  • 2) 西原利夫, 小島公平, 機械学会論文集5, 18 (1939).
  • 3) Riparbelli, C., Weld. J., 30, 93-S (1951).
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