抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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加速器中性子の利用は自然科学の多くの部門にわたっており,物理学,化学,工学,生物学,医学,兵器工学部門において,それぞれの問題の解決に用いられている。中性子を発生させる方法には,
9B(d,n)
10B,
3H(d,n)
4He,
3H(d,n)
3He,
7Li(p,n)
7Be,
8H(P,n)
3Heなど加速陽イオンを用いるものと,(γ,n),(γ,f)などγ線を利用するものとがある。前者の場合の加速粒子のエネルギーと中性子の収率,エネルギーとの関係。中性子エネルギースペクトルの例をしめす。また,(γ,n)反応の場合の加速電子のエネルギーと中性子収率の関係。および典型的な光中性子のスペクトルをしめす。強力な中性子束を発生させるときはターゲットは吸収熱のためにすぐに使用不能になるので,加速器から得られる中性子強度はターゲットの冷却能力によって限定されてしまう。熱中性子は上記の方法で得られた高速中性子をパラフィン,ポリエチレン,水などで減速して得られるが,各種の反応の結果得られる中性子についての熱中性子束密度をパラフィンの厚さの関数としてしめす。また,米国各社の中性子源性能表(48例)をかかげる;図6表1参6(藤井)